行政についての訴訟判決

行政についての訴訟判決

  • ◆S50. 5. 9 長崎地裁 昭和46(行ウ)3 損害賠償請求事件(7)◇

 

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、同法第八条及び第九条については明文上行政不服審査法に基づく不服申立が認められているのに、右同意についてはこれと同種の規定を欠くことからも明らかである。
3 (一)同第3項(一)の事実のうち、原告とBが、昭和四五年一二月一四日に、諌早市内道具屋旅館で面談したこと、Bが、原告主張のとおり肩書ないし地位を有していたこと、原告とBの右面談の席上、右両者間では、同市で同年一一月一三日行われた長崎県教職員組合関係の統一行動に原告の長男Cが参加したこと、同訴外人が原告主張の職員会談で暴言を吐いたこと及びその当時諌早市議会で原告に対してこれらに関連した質問がなされる予定となつていることなどが、種々話題に供されたこと、原告が、同年一二月一五日、教育委員会に対して辞意を表明するとともに、同日、市長に対しても、口頭で辞職を申

出で、次いで、同月一七日、市長に辞職願を提出したこと、原告が、諌早市長に対して、その提出した辞職願を撤回する旨の意思表示をしたこと、以上の事実は認めるが、その余の事実は否認する。なお、Bは、諌早市議会教育民生常任委員会委員及び諌早市P・T・A連合会々長等の職にあつた関係上、教育委員長として五年余も同市の教育行政に関与してきた原告とはかねて昵懇の間柄であつたので、原告の長男Cの暴言問題に関して原告と個人的に意見を交換し、かつ、同問題を廻つて審議が予定されている諌早市議会の院内情勢等について助言しようという配慮から、原告と道具屋旅館で面談

したに過ぎなく、元来、同旅館を面談の場所に選んだのも原告の案内によるものであるうえ、該面談後は原告及びBの両名で酒食を共にしたが、それらの費用は全部原告が支払つており、該面談は、終始、原告及びBのみで余人を交えることなく、かつ、和やかな雰囲気のもとに行われた。従つて、Bが、右面談の際、原告に対し、荒々しい言葉で辞職を迫つたようなことは、もちろん存在しない。また、原告は、教育委員会の委員長として、いわゆる教育行政の執行機関たる地位にあつたのであるから、市議会において議員からの質問を受けるのはむしろ当然の職責に属する。従つて、市議会で質問

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